たこ・うおのめとは
足の裏や手のひらが、圧迫や摩擦を受けたことにより皮膚の角質が硬くなった状態です。 タコは、あしのうらなどに平らに盛り上がり、一方、うおのめは径が5mm程度で厚くなった角質が皮膚の中に芯のように入り込み、魚の目のように見えます。うおのめは、歩くと、小石を踏んだようになり、激しい痛みが出ます。
たこ・うおのめの治療方法
痛みがあれば、定期的に通院し、硬くなった角質を削ります。当院では、たこやうおのめの治療とその改善方法を指導しています。
1~2か月ごとに通院していただくと、徐々に症状が軽くなってきます。
通常の治療での軽快が困難な方に関しては、金曜午前の ≪フットケア外来≫ の予約をご案内しています。フットケア外来では、足湯の後、丁寧に、たこ・うおのめを削っています。
日常の注意点
覚えておきたいのは、皮膚の角質が硬くなるということは、皮膚が体が守ろうとする反応なのです。つまり、たこやうおのめは、刺激から体を守ってくれているわけです。
しかしながら、それがあることで、痛みが出て、かえって歩行や生活に不自由をもたらしているのです。足の裏が痛く、不自然な姿勢で歩行することを続けていると、体に痛みが出てくることもあります。特に靴による影響が大きいので、自分の足にあった靴選び、靴の履き方、が大切です。当院では、診察室で詳しくご説明しています。