2024年夏号 赤磐皮膚科形成外科 医院通信
こんにちは。汗ばむ季節になってまいりました。赤磐皮膚科形成外科を受診くださり、ありがとうございます!
当院は、皮膚科・形成外科・小児皮膚科そして美容皮膚科の専門クリニックです。地域の方々の皮膚のトラブルをなくしていきたい、という気持ちをスタッフ全員で常に持ち続けております。
今回も、みなさまのお役にたてていただけるような情報をお伝えしますね!
赤磐皮膚科形成外科 院長 髙橋 義雄
副院長 髙橋 祥子
新導入のピコレーザーできること(保険も美容も!)
当院では、3月にピコレーザー(ピコウエイ)を導入いたしました。
たくさんのシミ取り施術のご希望をいただいております。
ピコと言えば、シミ治療ですが、ほかにも治療できることがあるのです。
ピコレーザーは、ピコ秒(1兆分の1秒)という短い時間の照射が
可能なレーザーです。とても照射時間が短いため、色素沈着が少なく、
周囲の組織へのダメージを抑えることができます。
ご希望が多い、シミ取りのピコスポットでは、岡山県では初めての730nmという波長を
使用することで、ほぼダウンタイム無しのシミ治療ができるようになり、ご遠方からもご
希望の方がいらっしゃっています。
➊ピコレーザーで蒙古斑(もうこはん)の保険治療ができる!!
蒙古斑は、赤ちゃんのお尻や腰にできる青いあざです。通常は徐々に消えていきますが、
特にお尻や腰以外の部位にできたものは、消えることが少なく、治療対象になります。
ピコレーザーでの蒙古斑の治療は、今までのレーザーに比べて、痛みが軽くなっており、
また、レーザー後のテープ保護も必要なくなりました。
蒙古斑については、保険の治療です。小さいお子様は、効果が出やすいとされています。
お子様の蒙古斑のことが気になっているときは、ぜひ一度ご相談下さいね。
➋ピコレーザー(ピコトーニング)+ エレクトロポレーションで肝斑の治療ができる!!
肝斑は、30~40代の女性に多く、主に両頬に広がる薄茶色の色素斑で、シミとは異なります。摩擦や女性ホルモンの影響によるとされています。
なかなか即効性のある治療法がないのが難点で、
★こすることを極力避ける(洗顔の時も、基礎化粧品をつけるときも、メイクをするときも)
★ビタミンC+トラネキサム酸内服
★ハイドロキノン外用
★トラネキサム酸外用
をおすすめしてきました。
肝斑のかたにご提案できる施術がないものかというのが、院長・副院長がずっと考えていたことで、今回、新しい施術のご提案ができるのをとても嬉しく思っております!
ピコレーザーでは、ピコトーニングという施術が可能で、繰り返すことで、少しずつ肝斑が薄くなっていきます。
また、もうひとつの新施術である、ケアシスによるエレクトロポレーション(イオン導入の20倍の浸透力!!)で、レナトスTAプラス(トラネキサム酸、ビタミンC含有美容液)の導入をトーニング後に行なえば、より肝斑に効いていきます。
今まで、塗り薬と内服のみで治療されていたかたに、ぜひお試ししただきたい治療です。
ご興味のある方は美容カウンセリングをご予約下さいね。
ピコトーニング + エレクトロポレーション
ベース治療として
・ハイドロキノン外用
・ピュアサプリ ビタミンC内服
・トラネキサム酸内服
・日焼け止め
・基礎化粧品「らうたげ」
コラム;皮膚炎が治りにくいお子様に
血液一滴で 41種類のアレルギーが 30分でわかる検査
!ドロップスクリーン!
赤ちゃんでも、注射が嫌いなお子様でもアレルギーの検査ができます!
検査してみて、意外なものが原因だったり、ずっと困っていた食物アレルギーがよくなっていたりするのがわかるので、ご家族のかたに大変喜ばれています。
何が原因かがわかるだけで、毎日の対処の仕方もわかってきますね。
保険診療の検査です。ご希望の方はスタッフまで。